2002年新春特別号
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| 宮城県仙台市出身。本名同じ。タレント、モデル、女優。東京を拠点に、テレビや映画などに多数出演。東日本放送の「シースルーナイト」(現在は「シースルーナイトFEVER」)にも昨年3月までレギュラーで出演。 問/(株)仙台エス・オー・エス モデルエージェンシー 電話022・266・5022 |
バラエティ番組をはじめ、テレビに雑誌に映画にと活躍中のタレント・小野砂織さん。彼女がこの世界に入ったのは、病院でのある出会いがきっかけだった。
「中学2年の時、盲腸で入院したことがあったんです。その時、偶然モデルさんと同室になり、仕事の話を聞くうちに興味が湧いてきて…。それならば、ということで、その方が事務所を紹介してくださいました」。
こうして小野さんは、中学生ながらモデルの世界へ足を踏み入れ、ポーズの取り方やウォーキングなどモデルの基礎を学んだ。
記念すべき初仕事は、山形にある生協のチラシのモデル。14歳、初めて手にした給料で、おばあちゃん子だった小野さんは、祖母に肌着をプレゼントした。
「チラシでもポスターでも、私が載るともう家中大騒ぎ。両親は一つひとつファイルしてくれて、もう親ばかですよね」と、小野さんは照れながら当時を振り返る。
家族の温かい応援に支えられ、尚絅女学院高校卒業後は新幹線で東京に通いながら、女性雑誌の専属モデルやレースクィーンの仕事をこなした。21歳の時には、97年旭化成水着キャンペーンガールに選ばれ、一躍注目を浴びる。これを機に東京へ引越し、テレビやビデオ映画への出演、写真集・グラビアの撮影などで、忙しい日々を送るようになる。
昨年は初めて舞台に立ち、性同一性障害の子どもを持つ40代の母親という役に挑んだ。また、来年公開予定の映画「銀の男 六本木伝説」では、そううつ病の女性を熱演。小野さんにとって、今、最もおもしろいのは女優業、特に舞台の仕事だとか。
「強い女に見えるせいか、人殺しの役が多いんです。たまにはか弱い役もやってみたいな(笑)。台本は毎回100回近く読み、監督や他の俳優さんと何度も話し合って役を作ります。役者として特別なレッスンは受けていないのですが、その分、型にはまらずに演じていきたいと思います」。
所属する(株)仙台エス・オー・エス モデルエージェンシーの営業課長で、小野さんを中学生の頃から見ている大沼祐巳子さんは、「昔からしっかりしていてがんばり屋。仕事で悩んでいても、人前では明るくニコニコ笑ってみせるような子」と評する。
パワーの源は、温泉とお酒。特に、シャンパンと日本酒に目がない。のんびりお風呂に入ったり、お気に入りのお酒を飲むことが、一番リラックスできて美容にいいという。
好奇心も旺盛で、収録や撮影の合間をぬって、フラメンコに料理、フラワーアレンジメント、英会話の教室へ通う。360度、全方向にアンテナを張り、興味を持ったことは実行しないと気が済まない。
「やりたいことに挑戦して自分を磨いている人って、オーラがにじみ出ていると思いませんか? 外見は整形してきれいになることもできますが、私の場合はいろいろ吸収して内面から輝く人になりたい」。
身長171センチ、すらりとしたプロポーションと笑顔が魅力の小野さんだが、好奇心も彼女を輝かせる素になっているに違いない。
自分を色にたとえたら、と尋ねると少し考えて、白、という答えが返ってきた。常に新しい気持ちで物事にチャレンジしているからだという。2002年、小野さんの次のチャレンジは、アメリカへの語学留学だ。